回復期リハビリテーション病棟へ入院する患者さんは、厚生労働省が疾患などの条件や入院期間を定めており、医師による判断が必要です。入院期間は疾患により60日〜最大180日です。
患者さんごとのリハビリテーションプログラムに基づき、医師、看護師、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士等が共同で集中的なリハビリテーションを提供いたします。
多職種から編成されるチームで合同カンファレンスが行われ、リハビリテーションプログラムが作成されます。
看護補助者による日常生活介助(食事・排泄・入浴・更衣・整容など)やレクリエーションを行います。
看護師による21時間の生活リハビリ、自宅退院に向けた意思決定支援などを行います。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による最大3時間/日のリハビリテーションを提供します。
退院に向け、ご自宅の環境の評価と整備が行われます。
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対象疾患 | 入院期間 | |
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1 | 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後、又は義肢装着訓練を要する状態 | 150日 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷 | 180日 | |
2 | 多肢の骨折、大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折 | 90日 |
3 | 外科手術又は肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後 | 90日 |
4 | 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後 | 60日 |
5 | 股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 90日 |