当院の教育体制(クリニカルラダー・キャリア開発ラダー)について|蒲田リハビリテーション病院 看護部リクルートサイト

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教育体制EDUCATIONAL SYSTEM

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豊かな人間性、専門知識・技術を身に付けた看護師を育成するため、当院は、日本看護協会のクリニカルラダーをもとに、e-ラーニングを併用したプログラムで、すべての看護師が学習できる環境を整えています。

教育理念

「確かな知識・技術・豊かな感性」を備え、患者中心の看護が提供できる社会人として自律した看護師を育成する。

教育方針

  • 1)社会人として専門職業人として自律した看護師を育成する。
  • 2)より臨床実践に近い研修を行う。
  • 3)スムーズなOFF-JTとOJT 教育の連動を図る。
  • 4)科学的根拠に基づいた高い知識・技術の習得を目指す。
  • 5)変化する社会情勢に対応するために、自己啓発する看護師を育成する。

求められる能力

  • 1)障がいの克服へと導くために、患者さんの生活・背景、認知に応じたコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことができる。
  • 2)安全で効果的にリハビリテーションが行えるように、心身機能や環境を整えることができる。
  • 3)患者さんのリハビリ意欲を引き出せるような関わりをすることで、行動変容を促すことができる。
  • 4)生活の再構築に向けて患者さん・ご家族の希望を取り入れた目標を設定、管理することができる。
  • 5)患者さん・ご家族の目標達成のために、スタッフ間および多職種と協働し、チーム医療を推進できる。

一年間の教育計画

医療チームの一員として患者を尊重し、思いやりの心で看護・介護を実践する看護職員を育成する

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時期
対象
看護補助者全体研修新入職看護師現任看護師ラダーⅡラダーⅢ
4月 リハビリテーション看護8コース
ICFの概念
日常生活動作(FIM・MMSE)
看護・介護10か条
5月 ラダー導入の説明会 各機能障害(高次脳・摂食嚥下・排泄・言語・身体機能)
廃用症候群の予防
生活再構築の支援・退院支援
6月 安全な見守り 感染対策全体研修① ポジショニング・移乗  リハビリテーション看護 8コース
7月 トランスファー(PT) 医療安全全体研修① 急変時の対応(分散)
4事例のシミュレーション
口腔ケア
リハビリテーション看護 8コース リーダーシップ
8月 CWの役割 院内研究発表
急変シミュレーション
看護必要度 看護必要度
嚥下間接訓練(ST) 
リハビリテーション看護 8コース
9月 食事介助(ST)  関東合同学術研究発表会 
急変シミュレーション
食事介助
(ST)
食事介助(ST) リハビリテーション看護 8コース フィジカルアセスメント
リーダー編
10月 感染対策全体研修② 
FIM研修
急変シミュレーション
嚥下直接訓練(ST)  リハビリテーション看護 8コース
11月 接遇研修
(分散)
医療安全全体研修②
急変シミュレーション
接遇研修
(分散)
接遇研修
(分散)
フィジカルアセスメント
スタッフ編
リハビリテーション看護 8コース
リーダーシップ
12月 トランスファー(PT) 院内研究発表 
急変シミュレーション
リハビリテーション看護 8コース
1月 急変シミュレーション リハビリテーション看護 8コース
2月 関東合同学術研究発表会 急変シミュレーション リハビリテーション看護 8コース
3月 急変シミュレーション リハビリテーション看護 8コース
(2019年度)

院内研修

新入職者研修

新入職員の皆さまにはプログラムに沿ってオリエンテーションを実施しています。緊張を和らげるためにプリセプターシップのもと職員全体で支援しています。

認定看護師(西村 和紀)

私は入職後に回復期リハビリテーション病棟協会認定の回復期リハビリテーション看護師の資格を取得しました。「看護・介護 10か条」に基づいたケアが実施できるよう、他職種とのチームアプローチを大切に活動しています。患者さんのADLを向上させ、寝たきり防止や在宅復帰実現に係れることに喜びを感じます。  また、リハビリテーション看護の質の向上を目指した看護職員対象の研修や、患者さんやご家族を対象とした健康教室の講師なども行っています。 私達と一緒に、患者さんの未来を支える仕事をする仲間を待っています。

3・3・3懇親会

「職場環境に慣れない」、「失敗しちゃった…」と落ち込みがちな時期(入職後3日目、3週間目、3か月目)に懇親会を開催。先輩があなたの悩みをじっくり聞きます。仕事中には話せないことでも、白衣を脱いだら気軽に伝えられますよ!
※病院より補助金あり

グループ研修

関東・九州のグループ単位、病院単位で定期的に研修会を実施。
外部から講師をお招きし、幅広い知識を習得していきます。
別病院の研修会に参加することも可能で、病院・職種を越えた交流の場にもなっています。

勉強会のテーマ例
1.医療安全管理者研修(巨樹の会関東グループ主催にて実施)
2.BLS研修(各病院ごと実施)
3.接遇研修(各病院ごと外部講師により実施)
4.医療トピックス等

海外研修

毎年、希望者を対象に海外研修を行っています。リフレッシュも兼ねた「オーストラリア」「アメリカ」、提携施設を視察する「カンボジア」、最新医療の現場に触れる「ドイツ」など、行き先や目的は多彩。この研修を通じて世界に視野を広げることができます。




看護研究学会発表の実績

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発表年演題発表形式学会名
2016.7.22 歩行訓練による、トイレ動作と排尿管理の変化 示説

日本看護学会

在宅看護

2017.8.31 座位姿勢をとる高齢者の体圧分布 示説

日本看護学会

慢性期看護

2018.9.28 給茶機の緑茶による口腔ケアの効果 示説

日本看護学会

慢性期看護

2018.10.10 口から食べるバランスチャートを活用した高齢患者の経口摂取状態の評価 口演

リハビリテーション・

ケア合同研究大会米子

慢性期看護



看護補助者の教育

看護補助者は患者の日常生活に一番身近な存在であり、患者が快適に入院生活を過ごし、リハビリに取り組めるよう、介護を提供しています。
介護技術を習得するために、基本から順を追って指導していきますが、経験者と未経験者では進み具合のスピードが異なります。 介護経験がない方も安心して習得できるよう支援いたします。

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研修名安全な見守り研修トランスファー研修急変シミュレーション研修
日程 2019年6月19日(水)
17:15~18:00
2019年7月12日(金)
17:15~18:15
2019年7月~2020年3月
病棟単位で分散教育
研修内容

安全な見守りについて、講義を受けた後、見守り場面の写真を用いてグループワークを行い発表する。

セラピストを講師に、日常ケアや患者さんのトランスファーで、うまくできないと感じていることを事前に確認し、講義を受けた後、シミュレーション研修を行う。

患者の急変時に適切な対応ができることを目的に①夜勤帯に病室で急変した患者の場合、②ディルームで夕食中に窒息した患者の場合、③入浴中に意識消失した患者の場合と3つのパターンを、病棟単位でシミュレーション研修を行う。

アンケ

ト結果
  • ・不安があったので、色々な意見を聞けて良かった。
  • ・グループワークで見守りの重要性が再確認できた。
  • ・回復期が初めてなので見守り時は気をつけたい。
  • ・分からないことが明確になった。
  • ・素晴らしい研修です。
  • ・患者に安全にトランスができます。
  • ・膝ロックの方法が活かせる。
  • ・AEDや心臓マッサージを初めて経験しました。
  • ・夜勤で自分たちの役割がわかった。
  • ・どのように動いたらいいのかがわかって良かった。
  • ・ハリーコールの番号を初めて知りました。
まとめ 講義の後にグループワークを行ったため、見守りの目的・注意点に沿ってディスカッションできた。意見交換では、他の人の視点で自分が気づかなかった危険な部分を共有することができた。
新入職の参加者2名は、今後見守り業務を行っていく上での留意点を理解し、実践につなげられるという意見がみられた。
セラピストから直接指導を受けることでトランスファー方法について不安に思っていた事を解決する事ができ、実践に活かせられるという意見が多かった。移乗動作の基本について再学習することで自己流になってしまっていた移乗動作の振り返りもできた。 急変時の研修は全体研修で行ってきたが、今年度は分散研修で看護補助者やセラピストも参加し、シミュレーション研修を行っている。急変の3つのパターンをシナリオに沿ってシミュレーションすることによって、自分がどのように行動するべきかがわかり、トレーニングを重ねる機会になった。
研修風景

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